24 新型コロナ関連でショートステイの問い合わせ増!

ショートステイ 介護期

ここ数日、立て続けにショートステイのお問い合わせをいただいています。
地域のケアマネジャーさんからのお電話で、利用者さんが使っているデイサービスが今回のコロナの影響でいったん閉鎖することになり、代わりに有料老人ホームのショートステイを利用できないか、という内容。

こういう事態ですので、人との接触リスクを考え、今は訪問介護やデイサービスなどの利用自体をやめる人も出ています。
特にデイサービスは、環境としては3密に近い環境もあり、利用を控える人が多いようです。
ただ、それはやめてもなんとか生活が成り立つ人の話。
介護が不可欠なひとり暮らしの高齢者や、家族と同居していても家族は仕事で出勤、日中は家にひとりという高齢者も大勢います。
支えるご家族の状況も働いている方もまだまだ在宅勤務が出来る会社は限られますし、介護もそうですが医療や日常を支えるスーパー、運輸などなど、そもそも在宅勤務が無理な業種もあります。
そうしたひとりにしておけない高齢者を、施設のショートステイでみてもらえないか、というご家族、ケアマネジャーさんからのご相談です。

有料老人ホームのショートステイは空いている部屋が複数ある場合に、その空き室をショートステイとして利用し、ほとんどの施設は介護保険を使わない自費での利用になります。
自費、つまり介護保険でいうと10割負担ということですね。
地域にもよりますが首都圏ですと、1泊3食付きで1万円前後のところが多いです。

こういうタイミングですので、いつもはショートステイを受けている施設も今はストップしていたり、提出書類もある程度融通が利いたところも、必ず健康診断書が必要、本人そして同居家族に2週間発熱がないこと、家族の渡航歴などのチェックなど、当然ですが慎重になっています。
相談ができる施設は限られるため、お客様の希望する地域にはなく心苦しいご提案になることも…。

また、現在の状況下での有料老人ホームでのショートステイでは、各施設判断は異なりますが、入居期間が1週間くらいだと難しく、もう少し長い利用だったらということを言われたりもありますし、利用外部からの人の出入りの制限を厳しくとっているため、家族と面会ができなかったり、入居後の外出ができなかったりなどもあります。
利用まではさまざま検討しないといけないことが多いですが、ケアマネさんとも話しながら調整しながら動いています。