51 老人ホームでの入浴事情とその介助

介護施設での入浴とその介助についてご紹介していきたいと思います。

一般的な介護施設には個浴と呼ばれる個別浴槽(家庭のお風呂に近いもの)と機械浴と呼ばれる特殊浴槽(入浴介助が全面的に必要な利用者様用)というものがあります。
規模の大きいところには一般浴槽と呼ばれる大浴場を備えている施設もあり、そこには階段や手すり、スロープなどが付いているので、歩行や入浴に問題の無い方たちが個人または数人単位で入浴することが可能です。

老人ホームや介護施設での入浴に関して国が定めている基準では最低でも週に2回となっているため、その基準に沿って入浴日が設定されています。
従って、「家では毎日お風呂に入る習慣だったので、入居しても毎日お風呂に入れてやってください」というご家族様の希望に添えるか否かは施設によって異なりますので、入居を決める際には是非とも事前にご確認されることをお勧めします。

入浴介助については、自立度が高い方でも施設側は目配りを絶やしません。入浴前には体調の確認をし、万全の状態で入浴していただきます。

入浴は身体の清潔を保つ以外にも精神の安定やリフレッシュする為の大切なひと時となるので、各々の介助必要度合いにもよりますが、介護スタッフは洗髪や体を洗う際、もしくは浴槽に入る時や出られる時に出来ない部分をサポートさせていただくことに徹します。
入浴後はお身体の拭き上げから洗髪後のドライヤーまで整容をお手伝いし、お風呂上りにはしっかり水分を摂ってもらうところまでが入浴介助の流れとなっています。
施設での入浴介助