07 老人福祉業者の倒産が過去最多に・・・

2019年老人福祉事業者の倒産が過去最多 エイジングプランナーコラム

新年がはじまりここ数日は、介護申請の仕方やサ高住とはどんな住まいなのかをご説明する日が続いています。

そんな中、2019年の老人福祉事業者の倒産が過去最多を記録した、というニュースが出ていました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00010005-teikokudb-bus_all

この記事のなかにも出ていた有料老人ホームの「未来倶楽部」シリーズを運営していた未来設計の倒産は、内容も多額の粉飾決済と悪質でしたし、退去されたかたへの返金も滞っていたりなど、有料老人ホームをご紹介している私たちにとって大きな衝撃でした。

未来倶楽部にご入居されたお客様からは、ご満足いただいている声も届いていましたので、
現場レベルと経営者との乖離というかなんというか・・・非常に残念な想いです。

お客様と施設の見学に行った際も、見学後「ここのホームを運営している会社は大丈夫よね、槌井さん」と聞かれることは多くあります。

施設のなかでのサービス内容はもちろんですが、運営母体についても経営状況や他にどんなサービスをしている会社なのかなど気にかけておく必要がありますね。
お金の面でいうと、多額な入居金をお支払いすることもある有料老人ホームです。
入居金の初期償却のチェックや返金についてのチェック、保全措置があるかどうか、場合によっては入居金を払わず月々の支払にまわしていく入居金0円プランを利用するなど選択肢をもって選んでいかなければいけません。

施設見学に行った際に施設側も運営会社についての説明をしっかりしてくれるところも増えてきました。
施設をご紹介する私たちも、運営母体を見る目は確実に厳しくなっています。